筋肉の起始(始まり)と停止(終わり)はいつも同じでない

 

人間の体にはさまざまな筋肉があります。

どのくらいの数かご存知でしょうか?

実は約300種、650個もの筋肉で構成されているのです。

ちなみに、骨は206個です。

 

筋肉は大きく分けて3種類。

横紋筋と平滑筋、そして心筋です。

横紋筋は、私たちが普通、筋肉と呼ぶものを指しています。

別名骨格筋とも呼ばれ、筋肉の端の腱が骨に付着し、体を支えたり動かしたりするものです。

またこの筋肉は随意筋とも言われます。

自分の意思で動かすことのできる筋肉なのです。

平滑筋は、内臓や血管などにある筋肉。それを加えると、全身の筋肉の数は600以上とも言われています。

 

筋肉は、骨に付着して、様々な働きをしています。

筋肉の付着部の始まりを起始。終わりをを停止と言います。

また、その定義は、

より大きく動く箇所を起始。少なく働く箇所を停止とするものもあるのです。

その定義によれば

筋肉は働きによって起始と停止が変わってしますのです。

お尻の筋肉に中殿筋というのがあります。

中殿筋は

起始は腸骨(腰骨)で停止は大腿骨の大転子(横から触って1番高い部分)とされます。

しかし、

歩行や片脚で立っている場合(大腿骨に荷重されているとき)には筋の収縮が腸骨部でより大きくなるので

逆さまになる。

起始が大転子と停止が腸骨。

この様に

起始と停止が逆転するケースがとても多い。

とても不確か。

そのため、起始停止を使わずに付着部と記載する文献も多いのです。

筋肉の働きはいつも同じでない

 

太ももの内側に付着している筋肉で内転の作用(内側に曲げる)のある筋肉に

長・短内転筋というのがあります。

その作用は、内転が主ですが、

文献によっては、屈曲(前に曲げる)と反対の作用伸展(後ろに曲げる)の作用の両方とされるものも。

反対の作用がある・・・・

少し迷ってしまいます。

しかし、筋肉の付着する角度によって

「筋の転換」とうい作用が起こります。

屈曲も伸展起こりうるのです。

このような転換に働く筋肉はたくさんあります!!

 

筋肉の収縮はいつも同じく

ビールを持ちあげようとする時。

もし、いビールが重くて持ちあがらないと、力を入れても腕が動かない。

つまり、筋肉の伸び縮みのよる筋肉の長さは変化しません。

しかし、筋肉はしっかり働いています。

この様な場合を

等尺性収縮=アイソメトリック収縮と言います。

これに対して、

アイソトニック収縮という収縮があります。

なにやら、ややっこしい言葉。

 

等張性収縮のことで、同じ筋肉の緊張状態筋収縮をさせていく働きのことです。

実際の体の働きは

この二つの働きが複雑に作用し合って働いています。

人間の体ってホントにすごい!!

 

参考文献:肉単

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