女性に多い頻尿の治療

頻尿の原因

 

水分の取りすぎ

神経因性

非神経因性

体の冷え

 

水分の取りすぎ

1日の飲水量を多く取りすぎた生活を送っていると、膀胱に悪い影響を与えることになります。排尿量で計った時に、1日2000cc以上の場合は多飲多尿の可能性が高いです。

「血液サラサラにするため」や「できるだけ多く水分を摂るようにしている」からとの理由ですが…

実は

多量の飲水が脳梗塞の予防に効果があとする直接的な報告はないのです。

 

神経因性過活動膀胱

尿意切迫感と頻尿を主症状とする過活動膀胱に関しては、原因のうち、脳血管障害や、脊髄損傷などの神経疾患がある場合です。

非神経因性過活動膀胱

男性だと前立腺肥大症、女性だと尿失禁と同じ原因の骨盤底障害で、過活動膀胱がおこります。

 

尿失禁の2種類

腹圧性尿失禁

咳やくしゃみ、大笑いなどお腹に力が入った時に尿がもれてしまうことを「腹圧性尿失禁」といいます。
尿失禁の中で、女性に最も多い病気でで、若い女性においても認められます。

 

切迫性尿失禁

トイレに行きたいと思ったら、我慢できずに尿をもらしてしまうことを過活動膀胱による尿失禁つまり「切迫性尿失禁」といいます。
これも、女性に多くみられる病気です。

過活動膀胱とは

【調査概要】2002年11月に、全国住民台帳から無作為抽出した40歳以上の男女10,096人を対象に、排尿に関する症状についての質問票を郵送。有効回答数4,470(うち女性54%、男性46%、平均年齢60.6歳)。

50歳以上の女性の8人に1人

本間 之夫ほか:日本排尿機能学会誌 14(2):266, 2003より改変

症状

急に起こる強い尿意

切迫感を我慢できずに尿が漏れる

原因としては

メタボリックシンドロームや生活習慣の乱れによる血管の老化や自律神経の障害のほか、骨盤底筋が弱くなること。また、神経性の障害により起こります。

尿失禁の治療法

骨盤底筋トレーニング

腹圧性尿失禁・切迫性尿失禁において骨盤底筋を鍛えることは、治療の第一選択として有効であるとされています。

 

骨盤底筋とは:

正しい筋肉を収縮する必要があります。そのためにも骨盤低筋の位置を正しく理解する必要があります。

この筋肉は、骨盤骨盤内の臓器を支えるだけでなく排尿や排便、性機能にもかかわっています、女性では妊娠や出産、加齢の影響によって筋力が低下します。

エクササイズ方法:

仰向けになり、足の裏を床につけ、肩幅に開いて膝を曲げます。
カラダ全体の力を抜きつつ、肛門と膣(睾丸)を締めるように意識しましょう。

「おならやお小水を我慢するように締め付ける」

「膣を体の中に引き上げるように」イメージして行いましょう。

これを締めたままゆっくり5カウントキープし、その後リラックスします。これを5回行います。

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